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ビートルズのLPレコードシリーズ終了(*´・ω・)

こいつはオドロキ。少し前に記事にした"ザ・ビートルズ・LPレコード・コレクション"シリーズが突如終了してしまったのだ。(。゚ω゚)

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23号まで続くはずだったのが、5月9日発売の 5号でいきなり"休刊のお知らせ"となっていた。
全部買い揃えるつもりはなかったが、自分のコレクションの中で経済的理由による中古品のものもあり、それらについては順次買っておこうかと考えていた矢先の出来事なのだった。何しろ、国内産の新品レコードなんてどこにも売ってないのだし。(*´・ω・)
どうしても欲しければアマゾンの輸入品になってしまう。ホントに欲しければ輸入品でも別に良いじゃないかなのだが、やっぱり何となく国産品の方が安心感があるという薄弱な理由ですが・・・

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アナログレコード人気が復権したなどと良く喧伝されているのがホンマにそうなのか ? と首を傾げる出来事である。
何しろ"ビートルズ"なのでっせ。昨年不発に終わった映画ならともかく、新品レコードが売れないわけがないのにたった 5号で休刊だなんて。ちゃんとお問い合わせ専用ダイヤルが書かれているのはさすがの対応と感心した"デアゴスティーニ"さんに聞いてみた。
「地域先行販売として一部の地域の書店で販売していたが、予想以上に売れなかったので全国展開は取りやめとなった。」という予想通りの回答だった。"廃止"ではなく"休刊"なので再開の可能性はない事はないが現時点でまったくの白紙だそうである。

"デアゴスティーニ"では、この地域先行販売で様子見の後で全国販売につなげるという方針らしい。いかに"ビートルズ"ものとはいえ、いきなり全国販売にしなかったのは社内でもかなり侃々諤々の議論があったのだろうな。
"ジャズレコード・コレクション"と違って原価(版権)も格段に高そうな気がするし・・・
しかし、いくら何でも宣伝しなさ過ぎだったのではと残念、いや自分が知らないだけで、それなりにやってたのかな ?・・・(*´・ω・)

それにしても、"限定"地域の店のひとつがウチのごくそばの行きつけの"三洋堂書店"なのはラッキーだった。
当然というか、この記事を書いている時点で、売り場ではすべて在庫ゼロとなっている。

「青葉城恋唄」登場 ( ´ー`)

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前回の"アメリカン・モーニング"と同じく、どうしても欲しくなってこの 1曲だけのために中古LPレコードを買うことにした。
まぁこれは日本人なら誰でも耳にした事がある曲(と勝手に断定)なので説明不要だろう。アナログレコードであらためて聴いてみて、やっぱりいいです。惚れ直しました。自分の中では「癒やしの名曲選」から外せない名曲。
それにしてもこの人の声をじっくりと聴くのは初めて。歌がうまいのは当たり前だが、すごい美声ではありませんか。
それでは、今更ながら"さとう宗幸"氏のファンになったのかといえば話は別。一応通して聴いてみたが、やはり"青葉城恋唄"以外の収録曲は魅力がなく、裏面の後半くらいから聴くのが苦痛になって来たが我慢して全曲聴いたってくらい感心しなかった。
「哀愁を感じさせるメロディ」という意味では統一性があるといえるが、表現を変えると「どれもこれも同じようなのばっかり・・・」で、A面三曲目が始まった当たりから既に飽きが来たほど。いや、こんな事書いて、もし"さとう"氏のファンの方が見ておられたら怒るやろなぁ。
スミマセン。完全に個人的価値観による感想に過ぎませんので。(;`ー´)

ところで、どんなLPレコードを買ったかなんて第三者にとってはまったくのどうでも良い話なのは分かってる。(;`ー´)
今回のお題のひとつは、"レコードの帯"

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余計なものを取り去った後でスッキリしたのは誰の目にも明らか。これが本人やデザイナーの意図したもののはず。
LPレコードのジャケットは人の顔と同じ、作品の魅力の中で大きな比重を占めているので、ほとんど例外なく隅々まで神経の行き届いたデザインがされている。ぶっとい"帯"などあって良いはずがないが、商品のアイキャッチャーとして必要なのも当然というのは分かる。
もちろん、自分のものになればすぐに破り捨てる事にしているので、コレクションのうちで帯のあるのは数えるくらいしかない。
ところで、中古商品としては"帯"がある方が価値があるように何となくみえるが、実際には逆ではないか。アーティストのファンやレコード愛好家なら帯の付いたレコードジャケットなど目にしたくないはず。いつか売りに出す時に備えてなら、内側に入れておけば良いのだ。
大切にされていたなら帯などないはず。帯があるのはそんな事を気にしない程度のユーザーだから盤面の質も良くないはず。
自分なら、店頭で同じ二枚のレコードがあったとしたら躊躇なく帯のない方を選ぶ。今ではそんな機会はまずないが。(;`ー´)
次のお題は、このレコードのお値段。実に 300円 なのだ。今は"ゆうメール"という格安送料のおかげで計600円で済むのだ。当然複数枚ならさらに単価は低くなる。このレベルの値段になると、気軽に「買っちまえ !!」と思えるのでありがたい。
そして、ここも肝心なのだが 中古レコードの世界では値段と品質は関係がない という事実。
中古品なので値段は出品者の価値観のみによって決まるのだ。
ここ 1年足らずで数十枚の中古レコードを買って体験した結果である。もっと以前から中古レコードはたまに買う事があったが、やはり品質は完全に"運次第"の文字通り千差万別だった。

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これは、行きつけのショッピングモールに入っている書店の一角に出来た中古レコードショップで買ったもので、1,200円。
ジャケットは良い状態で、歌詞カードの欠品もないし、人気アーティストだからこの値段という感じか。もちろん"帯"も付いてた。
しかし、ラベルの「盤質 = A」に期待して再生してみてガックリ。
一見盤面はとてもキレイなのだが、ブツブツノイズが激しくとても聴けたものじゃないカスつかみだった。( ≧Д≦)
おまけにベスト盤と勘違いして買って、"ブリージン"も"マスカレード"も入ってないと分かって脱力したが後の祭り・・・
同時に買ったもう一枚の方も似たような品質レベルで、つくづく思い知らされた。

一方"青葉城恋唄"の方は、内外装とも目視で問題なし。しかもほぼノイズレスで音質もクリアーという申し分ない状態。もう一枚同時に注文した他のレコードも同様に良い状態だった。これらの出品者のコメントは「盤質は良いです」の一言。それでかえって信頼感を持てる。
中古業者の多くは、"EX"やら"VG"など、5段階や7段階にも細分化して盤質評価としているが、一部の例外を除いて"目視"で適当に決めているに過ぎない。レコードの音溝の状態なんてマイクロスコープでもないと分かるわけがないのだ。
実際にこのような業者の中古レコードを買ってみて、実物の"当たりとハズレ"に評価との相関関係はまったくなく、すなわち、その"評価"が何の意味もない事が痛いほど良く分かったのだ。これから中古レコードコレクションを始める方にご参考まで。( ´ー`)

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愛機の"PD-131+SME3009S2/imp"の近影。最近たまに回転が不安定になる事があってアタマが痛い・・・(*´・ω・)
原因の見当は付いているが自分で対処するスキルはない。1年足らずで劣化が表面化するのは想定外だが、これくらいのヴィンテージ品を更に長く愛用したければメンテナンス費用を惜しんでならないのはジョーシキでもある。
とにかく"一生もの"と決めているのだし、10万円くらいかかってもラックスマンに依頼してオーバーホールしてもらおうか。いや、でも不機嫌な時以外はちゃんと動いてるし、とウジウジ悩む今日このごろである。(*´・ω・)

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こちらは500円の中古レコード。"帯"が付いたままにしてあるのは「曲名が分かりにくい」ため。(;`ー´)
クラシック音楽の場合は、曲名は"アメリカン・モーニング"みたいなのは少ないし、著名な演奏者であっても"顔出し"してない場合が多く、自分のコレクションであってもなかなか見つけにくいのだ。にわか愛好家の言い訳に過ぎませんが・・・

そして。「中古レコードに値段と盤質は比例しない」について。
何度か痛い経験をした今は、その結果見つけた、信頼できる五名の出品者のレコードだけを買っている。
今のところそれでハズレはなく、いずれも盤質がとても良い。
実は、中古レコードを好むようになって買ったうちの90パーセント以上がジャズとクラシック音楽である。ようやくカメラと同様、"大人の境地"に足を踏み入れる事が出来たようだ。上記の写真にあるように、まだまだ入門レベルに過ぎないので"通(ツウ)"からみれば鼻でせせら笑われるようなコレクションでしかないが、レコード演奏時間に占める割合では既にポップス系音楽は5パーセントもない。
70パーセントがクラシック、25パーセントがジャズってとこか。"Kind of Blue"も50回は聴いて耳に馴染んで来ている。
これがなぜ「世紀の名盤」なのか、いまだに理解出来てませんが・・・(*´・ω・)

"アメリカン・モーニング" 500円 ( ´ー`)

長年に渡り、欲しかったのに手に入れられなかった"アメリカン・モーニング"。
あえて思わせぶりなタイトルを付けたが、もちろんカフェのサービスメニューの事ではない。( ´ー`)
この曲は、俗に云ういわゆる「一発屋」である"ランディ・ヴァンウォーマー"氏の一世一代のヒットソング。たしか何度かCMにも使われた事があるし、知ってる人は知ってるはずの、"さわやかミュージック"系の今ではやや隠れた存在の名曲のひとつである。
イーグルスの"ニュー・キッド・イン・タウン"や"テキーラ・サンライズ"のイメージ。まぁいずれも歌詞は全然爽やかではないが。(;`ー´)

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何が"500円"かというと、この曲が収録されている"Greatest Hits"がヤフオクのおかげでその価格で手に入れられたから。

"一発屋"というのは、説明不要と思うが和洋ポピュラー音楽の世界で、キャリアの中でたった一曲しかヒットソングを持てなかったアーティストを揶揄する言葉なのだが、それでもその"たった一曲"さえも残せない無数の存在からすればはるかに幸運だともいえるだろう。
何しろこのランディ氏だって、"たった一曲"を生み出したおかげで四枚ものアルバムを作らせてもらっているのだから。(※脚注)
その上、そのたった一曲しかヒット曲がないにも関わらず、こんな"Greatest Hits"まであるわけだし。( ´ー`)

意地悪な表現になってしまったが、"Greatest Hits"にも関わらず本アルバムに収録された11曲のうち、心を動かされるのはけっきょく"アメリカン・モーニング"の一曲のみで、他に「まぁ悪くはないかな」というのが 1~2曲程度しかないという厳然たる事実があるのだ。

41VXC1R8QXL.jpg上記のアルバムタイトルも堂々と"AMERICAN MORNING"となっているが、原題はまったく異なる"Just When I Needed You Most"。まぁ良くある事ですが。(;`ー´)
←元はこのデビューアルバムの中に入っていたのが、運良く大ヒット曲となったのである。
もう、少し聴いただけで好きになる、一目惚れ状態にさせる上、何度聴いても聴き飽きない素晴らしい名曲です。あくまで自分的にですが。( ´ー`)
とはいえ、たった一曲のためにLPレコードを買う気にはなれず、いつの間にか長い年月が過ぎ去ってしまっていたのだった。
何しろこの曲が旬だったのは実に1980年前後。既にアナログレコードは時代遅れとなりつつあり、CD全盛時代になろうとしていた時期でもあった。
あらためて手に入れたいと思ったときには既に手遅れ。、特大レベルのヒットではない"一発屋"さんではレンタルCDさえ存在しなくなっていた。(*´・ω・)
今やデジタル音楽であれば「あの曲だけが欲しい」と思えばカンタンに検索して250円程度で入手出来るのだが、アナログレコードに凝りだした身としては、それではつまらないし、静かに回転する30cmの黒い円盤で好きな曲を聴きたいのだから仕方がない。
そして、"一発屋"さんの曲をレコードで聴きたいとなったら、もうヤフオク以外の手段を思いつかない。
大きな中古レコード屋に出かけたとしても、よほどメジャーな"一発曲"でなければ探し当てるのは不可能だろう。
そんなわけで、けっこう出回っている中で見当をつけて落としたのが、今回のお題の"Greatest Hits"なのだった。中古レコードはノイズまみれのハズレ品に出くわすリスクがあるのだが、"アナログ洗浄液"のおかげで少し気は楽である。今回は幸い"当たり"だった。(´∀`)
中古レコードに関しては色々書きたいネタがあるので別記事にするとして・・・



知らない人には言葉で説明したって分かるはずがないのでこれをどうぞ。「あぁ、この曲の事だったのか・・・」とうなずけるでしょう。
もちろん、全曲をそのまま再生させるとヤバイのでイイところで切れますが悪しからずご了承下さい。(*´・ω・)
曲名を覚えてられたのは、原題を無視した分かりやすい邦題を付けた企画の大勝利でしょうな。( ´ー`)

※当たり前の事だが一応補足
作品の質が高ければ固定ファンも生まれ、ヒット曲など関係なく制作活動を続けられる例もたくさんあるのも常識ですね

レコードクリーニング革命 その2 - さらば"バランスウォッシャー"

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「秋の夜長」でなくとも、春であってもゆったりと"珠玉のレコードプレーヤー"で聴く音楽は至福のひととき。( ´ー`)

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そして、アナログレコードをたしなむために必須の儀式が演奏前のクリーニングなのだが・・・
状態の良いレコードはそのままかけるし、良くないレコードはおよそ把握しているのであらかじめクリーニングする事にしている。
そして、その状態の良くないレコード達には、オーディオマニアから定評のあった二液方式の"バランスウォッシャー"を長らく常用していたのは以前に書いた。実は、効果にはずっと疑問符がつきまとっていたのだが、深く考えずこれが最高なのだと無邪気に信じていた。
もちろん盤面が見違えるようにキレイになる事は間違いないが、肝心の再生音の品質について評判通りの劇的なノイズ減少となって改善のみられたレコードの比率は、状態の悪いレコードの10%にも満たなかったのだ。(*´・ω・)
そして、"バランスウォッシャー"は、しばらく前、1ヶ月くらい前からまったく使わなくなった。
今はまるで清掃用洗剤のようにお手軽な霧吹きタイプに完全に取って代わっているのだ。

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とにかく安価なので使用量のコストなど考える必要もなく気兼ねなく吹き付ける事が出来る。液がレーベルに付いても気にしない。

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専用とは言えこれまた格安の拭き取り用クロスでササッと拭き取ってみたらば・・・こいつはスゴい。「何じゃ、これ!?」(。゚ω゚)
驚嘆した理由は、このレコードが"バランスウォッシャー"で丁寧にクリーニング済みのものなのだったから。
「一体どうなっているのだ・・・」としばし絶句したほど。( ゚д゚ )

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手入れをちゃんとしていたはずのレコードの汚れを見事にクリーンアップしてくれたのは、最近になって見つけた、「フラッシュ・ディスク・ランチ」さんの"アナログレコード洗浄液"。
おなじみマイペットなどと同じ容器の300mL容量で何とたったの540円(税込)なのだ。これがいかに安いかは、"バランスウォッシャー"が62mLで5,000円近い事を知れば身にしみる。詐欺まがいとまでは言わないが、だいたいにおいて高級オーディオ関連商品は一事が万事こんなレベルなので、格別疑いも抱かずにサルみたいに同じものを使用し続けて来ていたのだ。
とにかく非常に高価なので、すべての所蔵レコードを試せたわけでもなく断定は出来ないが試してみる気もなかった。
しかし、もうそんな馬鹿げた状況は終わった。この魔法のような、しかし、何の変哲もない洗浄液のおかげで。( ´・ω・`)

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とにかく喜々としてとっかえひっかえクリーニングして10枚目のレコードはこうなった。( ゚д゚ )
これも"バランスウォッシャー"で完璧にクリーニングしていたはずのレコードなのだった。盲目的に信じていた高価な"バランスウォッシャー"って、一体何だったんだ。今はもう「カネ返せ!!」の心境である。(*`Д´*)

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クリーニング後の仕上がりは、少なくとも見た目にはお値段500倍以上もの差はまったく感じられない。それどころか"バランスウォッシャー"で何度クリーニングしてもとれなかった、ひどい汚れとノイズたっぷりのレコードが劇的に改善されたのだ。(´∀`)

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これほど素晴らしい"フラッシュ・ディスク・ランチ"さん謹製の洗浄液だが、やはりどんなレコードにも100%の効果があるわけではなく、汚れの取れ具合と再生音の改善度合いとの相関関係もそれほど明確ではない。
とにかく今のところ成功率50%くらいである。しかし、コストバリューはもう言うことなしの大満足であるのは間違いなし。
何と10年も前から発売されていたらしい。もっと早くめぐりあいたかったが、遅まきながら巡り会えて良かった。( ゚∀゚)

レコードのメンテナンス革命「バランス・ウォッシャー」

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昨年9月に手に入れた「珠玉のレコードプレーヤー」。その後約2ヶ月間ほどかけてようやく満足出来るレベルに仕上がった。
細かいことを気にせず気分良くアナログレコードを楽しめるようになると、当然のように新しいレコードに対する欲求が抑えがたくなり、その結果、数点の例外を除いてまたたく間に数十枚の"中古レコード"がコレクションの仲間入りとなった。
その多くが 500円とか800円程度など、信じられないような安さで気軽にレコードが手に入るのは"ヤフオク"のおかげである。( ´ー`)
ところで、アナログレコードの最大の難問が"ホコリ・ゴミによる雑音発生"なのは愛好者の共通の悩みである。例え新品レコードであったとしてもこの宿命からは完全には逃れられないのだ。そして、長らく問題解決決定版と呼べるものは存在しなかった。( ;´・ω・`)

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おそらく多くのレコード愛好者と同じく、品種は違えどかなり以前まではこんなレコードクリーナーを使っていた。
この"オーディオテクニカ"社製の製品は、ボディーへの液体注入で拭き取りクロス表面が適度な湿気を帯びるようになっており、その効果によって良くある形態の同種製品の中でも一番使えると評価していたのだが、それは消去法での事だった。
この種の製品には決定的な弱点があり、それは今日に至るまで解決されず、すなわち本当に満足出来るレベルにはなかった。
うまく使えばかなりのホコリ除去が可能なのだが、どれほど丁寧に拭き取っても、最後にクリーナーをレコード盤面から離す時にどうしても拭き残しが残ってしまうのだ。どんなに使い方を工夫しても、これを解消するのは不可能なのである。( ;´・ω・`)

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で。その不可能を可能にしてくれた画期的な製品が「バランス・ウォッシャー」。汚れ落とし用と仕上げコーティング用の2液方式。
おそらくレコード愛好家なら誰でも知ってるであろう、今さらネタにするのも恥ずかしいくらいレコードクリーナーの大定番製品である。
これを手に入れてからは、上記のクリーナー類はまったく使わなくなってしまった。ただし、ものすごく高価な製品でもある。(;`ー´)

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「バランス・ウォッシャー」の使用方法は、今やネット上に無数に紹介されているのでごくカンタンに。
"A液"をテキトーに盤面にまんべんなく垂らして、"ビスコクリーナークロス"で適度な力でガシガシ拭き取る。( ´ー`)
ひととおり拭き取って数分間間を置いてから"B液"を同じように垂らし、今度は丁寧に拭き取る。いずれも盤に刻まれた溝に沿ってクロスを動かすことが絶対条件。"B液"は反時計回りにのみ拭き取るよう指示されているので素直に従う事。

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"B液"で丁寧に仕上げ拭きをすると、盤面には見違えるような光沢が蘇り、ホコリやチリなど皆無の状態となる。
そのまま、または食器洗いの皿立てなどを利用して30分くらい自然乾燥させる。静電気発生はほぼ心配ないので、埃っぽい環境でなければ乾燥場所に気を使う必要はない。カバーも必要なし。
とはいえ、そのままぼんやり待ってるのはムリなので、他のお気に入りのLPレコードを両面聴き終わるまでとしている。

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しかし、残念ながら外観的には"見違えるような光沢"になったのは違いないが、盤面(音溝)が新品同様の状態となったわけではない。
自分のこれまでの体験では「バランス・ウォッシャー」によって、劇的な改善効果がみられたのは全体の10%程度に過ぎないのだった。
これだけ書くと「効能に偽りあり」で「誇大宣伝の詐欺的商品」のはずなのに、なぜ今まで使い続けているのかといえば、この製品の使いこなしには"コツ"がある事を知ったからなのだ。
以下、次号に続く。(;`ー´)

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