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アニバーサリーツァー その5 / 城崎にて その3

たかが二泊三日の一人旅でこれほどのシリーズものにしてしまうとは、誰かに似てきたかな・・・(;`ー´)
本日のお宿は「KKR城崎玄武館」。
JR城崎駅から徒歩1分という好立地なのだが、「ナビの案内がないと分からんやろ !!」というくらい細長い路地の奥まった場所にある。

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「有馬グランドホテル」の翌日がこの質素なお部屋に蛍光灯の天井灯。順序を逆にすべきだったなと少し後悔したほど。(。-ω-)
ここを積極的に選んだわけではない。急遽思い立ったプランのため、ちょっとマシそうな旅館がほぼ全滅(予約満杯)だったのだ。
もちろん3万円以上も出せばたくさん空室は見つかったが、1万円台そこそこで一泊二食付きの物件はここだけだった。
格安なのでバストイレ別だがそれは別に気にならない。何しろここは名だたる外湯で有名な城崎温泉のど真ん中(のちょい外れ)なのだ。
HPを見ても、建物や設備のアピールがほぼない事で、それがウリでないのは明らかである。立地からみても格安料金なのだし。
しかし。大して期待していなかったのだが、部屋や設備が質素な分食事メニューは十分満足出来る内容だった。

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ちゃんとした先付けセット。

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貝ひもの胡麻和え、とっても美味でした。もっと食べたいくらい。

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小ぶりだが新鮮で、ブリの食感もコリコリの旨いお造り三種。

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何だか良く分からなかったので、品書きで確認。"カニ饅頭湯葉包みの葛庵かけ"らしい。あまりカニ風味は感じなかったが・・・

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メインディッシュは"真鯛のしゃぶしゃぶ鍋"。

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全部乗せると中身が見えなくなるくらいたっぷりの新鮮野菜。

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お凌ぎの"ニシン蕎麦"。これもお代わりしたいくらい本当に旨かった。
もちろんご飯と吸い物もある。ブランド品らしい"湯の華米"のごはんがおひつでドンと置かれていたが、少食派の自分はすでに腹八分目を通り越していたので、三合は軽くあるだろうご飯の五分の一くらいしか食べられなかった。(*´~`*)

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ちゃんとデザートまで出て来るんですね~。ケーキのお味はそれなりでしたが。

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人並み以下の食事量しか摂らないので、これで十分満腹コース。ケーキ以外は文句の付けようがない品質。
ただし、この夕食メニューを食堂でいただいていたのは自分の他はやはり単身旅行者一名のみ。他は皆判で押したように高齢カップルで、カニスキやらカニ姿盛りやらカニしゃぶやら、とにかくカニづくし。
この時期に裏日本に来たら「カニを食わずして何を食う」となるみたいです。
それはさておき、朝食もきちんとした和食メニューが出されて満足出来る内容だった。
有名観光地の一等立地にもかかわらず一泊二食付き 9,600円なので期待なんかしてなかったが、オドロキの体験となった。
もちろん、ゼイタク気分の旅行がしたいなら選択肢に入る旅館ではない。何しろ建物も設備も"古い保養所"そのまんまなので。

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さて。この「KKR玄武館」で最も感心したのがスタッフの対応。いわゆる"おもてなし"の心を十分感じさせられた。特に食堂世話係のおばちゃんたち(あえて親しみを込めてこう書く)が、非常に親切で優しい心遣いをしてくれてとても癒やされた。
オペレーションも完璧で、最小限のスタッフ人数にも関わらず、どのテーブルにも適確にコース料理を提供していて、少しでも手が空くと食堂内を回遊して客の世話に余念がなかった。
その他のスタッフも、マニュアル通りなどではない、心を感じさせる対応で、感銘を受けた。

なぜそこまで感心したのかというと、「有馬グランドホテル」のスタッフの対応に不満を感じっぱなしだったため。もちろん「対応が悪い」という事ではないのだが、滞在中に、とにかくどのスタッフからも"心からの気遣い"というものをまったく感じる事がなかった。
チェックイン時のフロントマン・客室案内のスッチー風の女子・送迎バスの運転手・ホテル内居酒屋のスタッフなど、とにかく誰ひとりとして「大切なお客様に精一杯のおもてなしを」という姿勢がみられず真のサービス精神が欠落しているのは驚きでさえあった。
以前に利用していた頃はそんな不満を感じた事はなかったのだが、ホテルの質が落ちているのかとさえ思わせたほど。
「有馬グランドホテル」と「KKR城崎玄武館」では建物も設備も比較対象にさえならないくらいの格差があるのだが、宿泊先で旅の充実感を味わわせてもらうための大切な要素である"もてなし"という点に限っては「玄武館」が完全に上でありました。
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