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PCライター 或間二郎氏の絶頂期

変則的ながら、ライターの仲間入りをして三年後、ついに最大のヒット作を生み出す事になった。
前作でそれなりの成功を収めた新進気鋭のライターに、エーアイ出版の田中女史から「Access97の事なんだけど。」と連絡。
かなり言いにくそうに、「次回はぜひ"入門書"を書いて欲しい。」との要請だった。
「"入門書"は本当は難しい。それを書く事によって更にスキルアップが図れるし、あなたの独特の視点でそれをしてもらえば成功間違いなし。」というような趣旨だった。凡百の入門書に辟易していた自分としては大いに惹かれる提案ではあったが、迷う事なくお断りした。
前作で自分自身の能力不足によるかなりの消化不良及び内容レベルの不満点があり、次回は本当に納得出来るものにしたかったためである。
だいいち、「入門書などいつでも書ける。」と高をくくっていた事もあった。( ´ー`)
そんな経緯はあったが、結局は今回も何の制約もなしに自由気ままに新作を書かせてもらえる事になった。
そしてその結果は・・・

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1年間にわたってコンスタントに売れ続け、ついに第5刷まで到達したのだった。
累計27,000部。大ヒットとまではいえなくとも、大変なヒット作となった。もちろんライターとしてのキャリアで最大の成功作である。

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当時のやりたい事はほとんどやり尽くしたというほどに最高の気合で臨んだ作品だったので喜びもひとしおだった。
そして、着手前に印税の交渉をした。それまでは 6%だったのだが、前作のヒットで実績も出来たのだから 10%にと主張したが、数度の交渉の結果、8%で決着した。特別ゴネる気もなかったので「次回からは必ず10%にする」という確約付きで。

単行本の執筆は、それ自体が大きな喜びだったので、カネに対する執着はゼロに近かったのだが、ある程度キャリアを積んでいくにつれ「印税は10%が相場」という事もとっくに知っていたのだ。別にエーアイ出版社が新人から搾取していたとはまったく思わないが、ヒットの実績が出来れば力関係も当然変わって来るし、交渉しない方がアホという事くらいは誰に教わらずとも身についていたのだ。

何で脈絡もなく唐突に古いシリーズを持ちだして来たのかというとですな・・・
BMWの新車をカンタンに買い替える事が出来た背景として、これは外せないなという事で思い出したのでした。(;`ー´)
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この記事へのコメント

アラフィフおやじ : 2015/07/03 (金) 12:10:48

素晴らしい能力をお持ちなのですね!
印税生活羨ましい限りです!

管理人 : 2015/07/04 (土) 09:02:40

いやいや、もうとっくに過ぎ去った事なのにいつまでも未練たらしく自慢話をしたい老人のようで、みっともないなとアタマをかいております。(;`ー´)

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