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上海ツァー エピローグ / 430km !!

上海ツァーシリーズは今回で打ち止め。振り返ってみれば、先月18日にスタートしている。わずか二泊三日のツァーレポートに二週間もかけるなんてところだけは、某師匠に匹敵するようになったか・・・( ´ー`)

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最終日はきちんと5時半過ぎに起床し、みっちりと帰り支度を整えて紹興酒等もきちんと詰め込み、近所のカジュアルレストランで朝食を摂る事になった。
広々ゆったりとしたスペースに、清潔感あふれる雰囲気の気持ち良い店で、ブレックファストにぴったり。

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まぁ、なんということもないフツーの朝食セット。けっきょく今回の食事はすべて洋食と和食に終始した。
その理由は何度か書いたとおりである。( ´ー`)

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訳あって早い時間に帰国したかったので、本日の観光スポット巡りはなし。ただし、本邦ご自慢の「リニアモーターカー体験」を最後のとっておきイベントとして残してあった。
この地に来て沢山オドロキや違和感があったが、これもそのひとつ。地下鉄の改札手前に必ず設置されている凶器探知機と警官二名がセットで待ち構えている。さすがに手荷物すべてではなく、デイパックのような大きめの荷物のみチェックされている。お国の事情ですな。

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時間帯の関係か、今回は車内が空いていて着席出来たのだが、ここで気が付いたのが「鉄の椅子」や。(;`ー´)
当初はビニールシートと何となく思っていたのだが、何と鉄製である。座り心地は、もちろん良くない・・・

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"国威発揚"の象徴であるはずのリニアモーターカーのステーションだが、鉄製のレールと枕木や砂利ががないというだけで、輝かしい未来を予感させるような演出は何もなく、フツーの雰囲気。
何よりも乗客数がまばらで閑散としていたのが印象に残った。

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こんな調子で採算はどうなるのか、というのは愚問。この国の辞書にはそんな言葉は存在しないだろうから。
現に、路線の増設工事真っ最中である。
しかし、帰国する先のわが国でも経済合理性無視の事情は変わらんから、特に不思議とは思わない。

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などとひとりごとをブツブツつぶやいていると、来た~。と叫んでも何の感動も生じないのであった。

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外観も大した事がないが、客室内も「何これ ?」というレベルで、実にショボイ事に感心した。

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一応定刻に出発したが、騒音が大きくて乗り心地も悪く、何の感銘も受けなかった。しかし、刻一刻と変動するデジタル速度計の表示がここまで達した時は、乗客全員"ブラボー"だった。
地上を走行する乗り物としては異次元の体験なのだが、いや窓外の景色を見ている限りはウソではないようだ。
最も印象に残ったのは、この未来鉄道の下の景色に目をやれば、何とそのほとんどがスラム街(この国ではそうは呼ばないだろうが)の町並みだった事・・・
さて、人生初体験の"リニアモーター"電車の感想は、「別に・・・」の一言となった。(;`ー´)
車輪がなくて宙に浮いて突き進んでいるはずなのに、新幹線以下の騒音と乗り心地なのだから。

さて、余裕を持って到着した上海空港では、お約束のトラブルが待ち受けていた。休日の昼前とあってか、関空出発時とは打って変わって、チェックインカウンターには長蛇の列。いやはや、早めに着いておいて良かった。
その様子を写真には撮らなかったが、こりゃあ、1時間以上はかかりそうと覚悟を決めて大人しく並ぶ事にした。
しかし、行列自体は意外とスムーズに進み、30分強程度でチェックインカウンターに到着。
ここで窓側席の予約をガイドさんがしてくれて、「わたしがサポート出来るのはここまで。何かトラブルがあったらケイタイに電話を。とにかく後はしっかり。」と見送られ、笑顔で「謝謝!!」と手を振ったのはいいが、漠然とした不安が襲って来た。何だか出発前よりもずっと気が重い。たちまち不安で不安で仕方なかった。
とにかく、ここは今やフツーの国ではないのだ。
イミグレーションの過程のどこかで引っかかったらどうなるのか。何しろ自分のケイタイは使い物にならない。
何か問題が発生して拘束でもされたらそこまでという運命。(;゚Д゚)

しかし、もちろんそこは"開き直り"の精神で、旅慣れた風情を装いつつ悠然と行列に並んだ。
そして、最初の試練が・・・ (;`ー´)

自分の前までの乗客はスムーズに進んでいた。そして、自分の番となり、航空チケットとパスポートを最初の検査官に差し出すと、何やら早口で"パスポート、パスポート!!"とこちらを睨んで叫び始めた。
ちょっとひるみはしたが「こいつ、何いうとんねん!!」とムカつき、「何がパスポートや、それやんけ!! o(`ω´*)」と言い返してやると、なぜかいきなり下を向いてペンを走らせ、仏頂面でカードをくれた。それは"出国カード"だった。
ここでようやく事態が呑み込めた。イミグレーションには"出国カード"が必要だったのだ。航空チケットとパスポートがあれば書き込める項目ばかりなのだが、自分で書いて提示するようになっている。すっかり忘れていた。
しぶしぶ代行してくれた若い検査官に「謝謝」と一転して愛想良くお礼を述べて難なく進んだ。( ´ー`)

そして、次がイミグレーションの本番。身体検査と荷物チェックである。関空では行われなかった、かなり真剣なボディチェックを、ちょっと可愛い女性の検査官がしてくれたので、逆に得した気分。ヽ(゚Д゚ )
しかし。やはり問題は発生した。

中年の女性検査官に促されてトラベルバッグカバーを開けると、そそくさと内容物のチェックを始め、すぐに紹興酒のボックスを目の前に差し出して、やはり早口でまくしたて出した。
「はぁ~~~、今度はそれかよぉ。」(。-ω-)

またまた思い出した。液体物はごく一部を除いては持ち込めないのだった。
検査官は、何やら「手続きをするかどうか」とまくし立てているようにみえたので、面倒くさくなって「もうそれは要らん!! くれてやる!!」と身振り手振りで示すとようやく納得して勝手に書類に記入し、通過を許可してくれた。
その後はもうトラブルはなかったが、待合室でシャトルバスを待つ事30分。ようやく帰りの便に乗り込んだ。

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紹興酒を没収されてがっかりと気落ちはしたが、ちゃんと定刻通りに出発してくれた中国東方航空の"mu747"便。
離陸後、安定飛行になってから、うれしいサプライズがあった。
5名ほどいたクルーの中でもイチバン美形だったスッチーから「Happy Birthday!!」と、"バースデイプレゼント"をにこやかに手渡されたのだった。かなり嬉しかった。ヾ(o´∀`o)

そして、まさかとは思ったが、やはり機内食が提供され、今回は「フィッシュライス」を頼んだのだが・・・
言うまでもないが、見かけも内容も同じ。つまり美味くない。"不味い"に近いレベル。
「何でこんなものを出すのだろう ?」と不思議に感じたほど。

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そう、早めに帰国した最大の理由はその日が「誕生日」だったからなのでした。"○回目"とは書けないが・・・
この妙なめがねスタンドは、愛息からのバースデイ・プレゼントなのであります。

まぁ、そんなわけでドタバタの上海ツァーレポートはこれでおしまい。

最後に。強力なガイドさんの存在なくしてこのツァーはありえませんでした。
専属ガイドさんこと、inagakiさんにあらためてこの場を借りてお礼を申し上げます。謝謝!!(・∀・ )
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この記事へのコメント

かとう : 2013/12/02 (月) 23:17:51

地下鉄の鉄の椅子に、荷物をガチャンとおいて、紹興酒が割れたか!!正解は2番だったか??
と思ったら、やっぱり3番でしたね(^_^;)

実は何年か前に、成田の出国ゲートで、同じようなシチュエーションの韓国のおじさんが、「じゃぁここで飲んじまえばええんじゃろ!」とばかり、一気飲みしたのを見たことがあります(@_@;)

長らくお疲れ様でした。
楽しませていただきましたぁーー(^^)

管理人 : 2013/12/03 (火) 13:18:46

慰労のコメントありがとうございます。

「ここで一気飲み」か。その手があったんやな・・・
ホントにあったウソのような話ですね。
しかし、紹興酒でそれやると即死やな。(´∀`)

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