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"桐"との別れが近づいていた・・・

桐たんす」シリーズも終わりに近づいて来た。ログはまだまだ続くが、ここではそろそろ幕引きとする。
その前に、肝心の"桐"について少しは触れておこうか。

少なくとも、自分にとっては「桐たんす」で意気投合した人たちには、単に"同好の士"ではなく、ほとんど"同志"と感じていた。それには"桐ジ○ロ(※)"事件が大きな影響を与えた事も間違いないと思う。
難局を協力して乗り切った安心感と、残った者同士の固い信頼感が確固たるものに育った。
"人と人とのつながり"、やはり何よりも尊いものである。

※「これでは伏せ字の意味がないやんか!!」とは思うが、最低限の"武士の情け"ってやつや。

それはともかく、肝心の"桐"との蜜月も既に終わりに近づいていた。関心が薄れる一方だった。
社内システムをまったく別のものにリニューアルすべく着々と準備中だった。
その最大の原因が、皮肉にも"つながり"への渇望すなわち"リレーション"であり"ネットワーク"機能の欠如。
それが"桐"に決定的に欠けていた致命的な弱点・・・"弱点"?? いいや、その表現は大間違い。
だからこそ"桐"はシロートにもとっつきやすくて奥の深い製品であり得たのだから"ないものねだり"なのである。

簡単な業務改善からスタートして、会社の規模からするとあり得ないくらいの高度で複雑な統合システムに進化する過程で、"つながらない"というのは致命的な問題点。もう役目は終わったというわけや。
これ以上進化しないと断定した"桐"を見限ると、直ちにリニューアル準備にかかった。
魅力あふれる最新ソフトによる新システムへの移行準備中とはいえ、(当時の)現用システムも相変わらず発展途上につき、けっきょく 1年間近くも 2種類のシステムを同時進行させるという苦行が続く事になった。
新しいシステムは苦労してでもやり遂げたい非常に魅力的な作品になるはずだったので、苦にならなかったが、その反面"桐"で現用システムのメンテを続けるのは苦痛以外の何者でもなかった。
もはや、"桐"の画面を目にすること自体がイヤでイヤで仕方がなかった。いくらこんな美女だといっても・・・

kiriV4 (2)
便宜上"美女"と表現したが、自分の価値観とは相当異なっていて魅力的とは感じない。それにしても、これがデータベースソフト製品の表紙なんやからなぁ。

kiriV4_4 (1)
"桐V4"。バグを抱えたままの見切り発車で大いにユーザーを落胆させた不運の製品。
しかし、"マルチレコードフォーム/画面伝票"という画期的な新機能の追加があり、そのおかげで自分にとっては"桐"の延命となった。自社システムではほぼ全ての業務で伝票処理が当たり前であり、それをスマートに処理出来ない"桐"の中途半端な仕様にストレスが溜まっていたので、かなりのガス抜きにはなったわけである。
Access での"サブフォーム"に相当する素晴らしい機能追加だったが、管理工学研究所の製品としては異例なほどに多くの不具合を抱えた製品だった。画面伝票のみならず、他の面でもかなりムリしたのだろうと思われる。

kiriV4 (1)
そして。何と桐のカタログでリレーショナル機能を大きく謳っている。
もちろん、ウソの説明が書かれているのではないのだが、これを見て「スゴイ!! 桐はRDBだったのか」と期待して買った人は怒っただろうな、と今になって心配になったくらい。まずいんでないかね、これは。
「とにかく今のうちに売りまくっておけ!!」と・・・・信じられない事態だが、カタログに載ったのは事実である。

Kiri5.jpg
そして。1993年12月、最後の"桐"。ついに美女シリーズを止めて"仙人さま"になってしまった。(;`ー´)
で、何が改良されたのか、もうまったく記憶にない。細かい機能のブラッシュアップ程度だったような。
でも、愛着があるのでとりあえず買ってしまったな。もう社内では必要ない状況だったのだが・・・( ´ー`)
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この記事へのコメント

おたけ : 2013/07/04 (木) 23:02:49

そう言えば、この頃花を栽培していたのですね(^^)

>わたしの、汗と涙の『蘭栽培日記』を読んでいただければ、この件も載ってますよ。

この話題も楽しみです。

管理人 : 2013/07/05 (金) 06:05:28

おぉ、良く覚えてましたね。もうすぐ出ますよ。

引用出来るとすると、この辺のログは残ってるわけか・・・
惜しいなぁ。(;`ー´)

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