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ダウンサイジング その1

愛用して来たドイツ製の高級レコードプレーヤーが故障し、悩んだ挙げ句に修理不能と判断して泣く泣くリニューアルする事にした。
ふだんはほとんどアナログレコードを聴く機会がないというのに、使えなくなった途端にレコードを聴きたくて仕方がなくなるという、ありがちな状況に陥ってしまった。
で、3ヶ月ほどあれこれと物色した結果に思い切って調達したのがこれ。オーディオテクニカ製の"AT-PL300"である。購入価格はなんと、送料込みで 4,760円 !! カートリッジの交換針にも満たないお値段。ホントに大丈夫ですか、これ??
ダウンサイジング-レコードプレーヤーダウンサイジング-レコードプレーヤー
アナログレコードを iTunesで活用するため、同社製のフォノイコライザーアンプとオンキヨー製USBデジタルプロセッサ"SE-U55GX"を介してPCに取り込むようにしてある。
オーディオテクニカには直接PCに接続出来るようになっている"AT-PL300USB"という製品もあり、こちらが主力製品のはずなのだが、既に所有していたふたつのパーツを活かしたかったので、このような構成となった。
ちなみに、故障した愛機は、知る人ぞ知る、デュアル社製の"Golden 1"という、完動品ならばオークションに出しても10万円は下らないという名器。何しろ新品の標準価格が10分の1以下の代物という事もあり、まったく、比較するのもはばかられるくらいにランク下の製品にしたわけである。
ダウンサイジング-レコードプレーヤー
"Golden 1"の、シックでゴージャスな仕上がりは正に工芸品並み。一方、新入りの"AT-PL300"と来たら、子供でも違いが分かるほどにチープこの上なく、オーディオ製品と呼ぶのもはばかられるような情けない姿である。
その昔、オーディオ隆盛の時期には人並みに関心を持ち、あれこれとオーディオ機器を入れ替えていたので、それなりにカネもかけていたしこだわりもあった。しかし、決して自分はマニアにはならず、ファンの域にとどまった。
友人知人が百万円レベルのカネを使っているのを見聞きしても、呆れる事はあっても羨む事は決してなかった。
そんな自分でも、デュアル社製のレコードプレーヤーには格別な思い入れがあったのである。「良い音質で気軽にレコードを楽しみたい」という当たり前のニーズに対して、真摯に取り組み完璧な結果を出した唯一のメーカーであった(はず)から。
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