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司馬遼太郎記念館

近場に「司馬遼太郎記念館」がある事を知り、ある日の午後にさんぽがてらで見学に出かけた。

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自宅からは生駒山脈の反対側(西側)に位置する東大阪市内で、電車で30分程度の距離なのだ。駐車場は5台分ある。
司馬遼太郎氏がどのような人物だったかについては説明不要だし、第一自分ごときが何も語れないので書きません。(;`ー´)
とはいえひとつだけ。人気ナンバーワンの「竜馬」も素晴らしいけど、自分としては"四面楚歌"の「項羽と劉邦」が強く印象に残っている。いくらでもドラマチックに描けるようなお話なのだが、終始淡々とした表現でクライマックスで圧倒機に盛り上がるというような描写もなく物足りなくはあったが、しかし三度も読み返す事になったので見事術中にはまったというわけではある。
司馬氏の作品には、フィクションも随時ちりばめられているという事で批判の対象ともなっていたらしいが、アホらしいよな。
万人向けの"歴史小説"であって、"歴史書"ではないのだから、修飾が入るのは当たり前過ぎるくらい当たり前の事なのにね。
・・・おっと。ボロが出る前にここらで止めとこう。(;`ー´)

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近鉄奈良線の「八戸ノ里」駅から徒歩10分足らずのところに、大作家の自宅兼仕事場があったのだった。全然知らんかったな。

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記念館はその敷地内に建てられている。よく整備された庭園といいたいところだが、ほぼ雑木林。( ´ー`)
コストの問題なのだろうな。司馬氏のお気に入りだったという菜の花はそこら中に咲き乱れていた。

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書斎もそのまま保存されているが、室内には入れない。コンデジで安直に撮ったらこんなのしか撮れなかった・・・
とはいえ、外からは良く見えるので大作家の日常的な仕事ぶりが目に見えるようで、しばし見とれていた。

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実際に、外出は必要最小限でほとんどの時間をここで過ごされていたらしい。

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記念館のデザインは、やはりというか近代のメモリアル建築で必ずお目にかかる安藤忠雄氏の設計によるもの。

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ただ、この記念館は安藤氏には珍しく至って普通のデザインではある。

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・・・と思ってたら、館内に足を踏み入れると圧巻の風景があった。
地下からの吹き抜けで、外光との調和が素晴らしい非日常的効果を生んでいる。これ、公共の図書館などではなくて個人の蔵書の収納庫なのだ。ここで見えている部分以外にも膨大な書架が展示。実に6万冊といわれる蔵書をイメージしているらしい。
資料によると、安藤氏が最も心を砕いたのがこの書架群のデザインだったとの事。さすがの力作ですな。
ご多分に漏れず屋内は撮影禁止なので、この写真はこちらのブログからお借りした。おそらく禁止になる前に撮られたものだろう。
寺院の内部のように厳粛で幻想的ともいえる気分を味わえる。
入場料は500円。愛読者なら大阪市内からの足の便も悪くないので、一度は訪れてみられてはいかがだろうか。
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