SME3009/S2 improved "ライダーウエイト"の秘密

2018-03-14_DSC03768.jpg
"Luxman/ラックスマン"社の不朽の名作であるレコードプレーヤー"PD131"は、弱点をすべて解消して現在極めて快調。( ´ー`)
"SME3009/S2 improved"とのデザインの調和は、何度観ても見飽きる事がない惚れ惚れする見事さである。

2018-03-14_DSC03742.jpg
さて。今回のお題は針圧調整用"ライダーウエイト"。その脱着方法について解決はしたが、"SME3009"のメンテで最も謎だったパーツ。
1年前の記事の中で説明不足の部分があり、そのままではネタにした価値がないと反省して再度取り上げる事にした。
理由は不明だが、ネット上でこのパーツの脱着方法について解説している記事を見た事がないのと、非公式の質問も受けたので。
自分としても、先輩ユーザーの記事で少なからず助けられているし、情報共有は大事ですからね。( ´ー`)

2018-03-14_DSC03753.jpg
"ライダーウエイト"はこのふたつのパーツで構成されている。手前にある小さなスプリング付きのパーツが難物だった。
何となくウェイトを引っ張り出すと、このパーツが「ビョ~ン」とどこかへ飛んでいってしまって探し当てるのが大変なのだ。( ; ゜Д゜)
"ライダーウエイト"を取り外す理由というのは、クリーニングのためだけであるが、またいつかの時のためのメモ代わりに。

2018-03-14_DSC03745.jpg
さてと。問題を解消してくれるのが、この串揚げ用の串。爪楊枝よりも一回り太くて、ライダーウエイトシャフトの径にドンピシャなのだ。
このツールさえあればもう心配はいらない。どこの家庭でもあるだろうし、なければ100均で手に入るはず。

2018-03-14_DSC03759.jpg
外す時には、とがった方をシャフトに当てて、シャフトの先端部から離れないようにしてウェイトをずらすと難なく串の方に移動してくれる。
この時、小孔が真上に来るようにしておかないと外せないのでご注意。その理由は後で分かる。( ´ー`)

2018-03-14_DSC03755.jpg
三ヶ月も悩みに悩んで苦労していたのがウソのようにあっさりと完了。もちろん問題のパーツもそのまま移動してくれる。( ゚∀゚)

2018-03-14_DSC03757.jpg
もとに戻す時には、ウェイトを反対側の先端までずらして、逆の要領でスライドさせればOK。この時、串の先端がウェイトの小穴位置よりも前になるよう注意する。

2018-03-14_DSC03754.jpg
穴の内部はこうなっているのだった。黒い頭が少し出っ張っている。これをじっと見ていてさっさと気付くべきだったのだが。(*´・ω・)
スプリング付きパーツの頭部分がシャフトの下側から持ち上がり、ウェイトの固定とともにスライド時の適度な抵抗力を生んでいるのだ。
良くこんなのを考えついたなぁと今でも感心している。たしかに合理的である。ウェイトの調整にあたっては適度に摩擦抵抗があり、しかもパーツにキズがつかず長期的な機能維持も実現出来ている。まぁ、少しキツめの穴にするだけでも良さそうなものだが・・・
いや、単なる小細工ではなく、ウェイトの所定位置がシャフトの断面が半円形になっている範囲内というのが本当の理由だろう。
つまり、通常の使用時は小穴が真下を向いた状態であるというのが正しい使用方法といえるのではないかと思われる。
これまで、何も考えず無意識に小穴が真上になるようにセットしていたのだ。ホント、おバカですね。( ´ー`)

当初は、ウェイトの一部に穴があいているのだから、そこにスプリング付きパーツを入れてネジ止めとなるはずと思い込んでいた。
しかし、実際にはパーツの頭部分にも上部の穴内部にもネジが切ってあるわけではなく、単純に素通しとなっていて、それはパーツを落とし込むためでの通路であり、パーツはそこを通過して下側の穴にまで達するのだった。そして頭の先端は少し穴の中心に出る程度。
これにより、ウェイトがシャフトに差し込まれた後は下端からスプリングの力によって双方を適度な圧力で密着させているというわけ。

2018-03-14_RiderWeight.png
それだけでは分かりづらいので、ライダーウエイトの断面図を描いてみた。こんな仕組みは初めて見た。他にもあるのだろうか ?
フツーに考えると、ウェイトの中心穴の内部にフェルトのような素材を巻いて、前後の調整をしやすくしようとするだろう。
こんなパーツだけをみても、やっぱりこのアームの設計者は只者ではないという事が良く分かる。

2018-03-14_DSC03772.jpg
おっともうひとつ。"ライダーウエイト"を支持する L字型シャフトとアーム基部との固定も基本的には同じ仕組みになっている。

2018-03-14_DSC03770.jpg
この次に外すのは何年後か、ひょっとして二度と外さないかもしれないが、その時のためにもみっちり記事にしてみた。

今回の撮影は、高級"感"を醸し出そうと少し照明を工夫してみた。成功しているだろうか ? ( ´ー`)

PD131+SME3009/S2 improved ようやく完成 !

2016年9月に愛機となった「珠玉のレコードプレーヤー」だったが、実は大きな問題点がいくつも残っていた。(*´・ω・)
アームリフターの機能回復に成功し、外観上はクリーニング等に励んだ甲斐があり、針交換も済ませて一応満足出来る状態にはなった。
それでも残る大きな問題点とは、「回転不安定・ストロボランプ不点灯・ターンテーブル腐食」の三点。
中でも、たまに発生するだけとはいえ「回転不安定」が致命的。"ターンテーブル"なのだから・・・( ≧Д≦)
資金に余裕が生まれたらメーカーにオーバーホールを依頼する事も考えてはいたが、なかなか踏み切れなかったのは「回転不安定は現物を実際にみてみないと判定出来ない」および「パーツがないためストロボライトの復旧は不可能」との回答だったのだ。

2018-02-21_DSC03663.jpg
そんな中、上記の問題を一気に解決出来そうなヤフオク出品を発見し、迷わず落札した。
しかも、ラッキーな事に品番が"PD131"ではなくキット商品だった"PDK131"であり、圧倒的格安でゲット出来た。(´∀`)

2018-02-21_DSC03665.jpg
そして。届いてからいそいそと梱包をあけると思わず「おぉっ !!」と声を上げそうになったくらい想像以上の美品で驚いた。
ターンテーブルをはじめトッププレートもシャーシもほとんど劣化がなく、極上品といっても良いくらいの状態である。
その差は一目瞭然。手前が新しいターンテーブルで右側のものが現用ターンテーブルである。
そう遠くない過去に汚いターンテーブルを磨き上げようとして挫折した苦い経験が蘇る。(´д`)
廻りだしてしまえばプレーヤーからは離れるので気にならない(性能には関係ないしと気にしないようにしていた)とはいえ、レコードを載せる度にどうしても目に入るので苦々しく感じていたのだった。これで気分良くレコードを載せられるようになった。( ´ー`)

2018-02-21_DSC03676.jpg
とりあえず、"PDK131"をひっくり返して10数本のボルトを取り外し、トッププレートとシャーシを分離してみると、実にきれいな配線がされていて、再度の驚き。とてもシロートが組み立て配線したとは思えない出来なのだ。※もちろん自分もシロートですが (;`ー´)
ひょっとして、キット形式が予想外の不人気で、倉庫に積み上がった在庫品に不憫を感じたメーカーの技術者が組み上げてこっそり完成品として格安では売り切ったのでは、と邪推してみたくもなったくらい。それくらいのレベルの品質である。
まいったな~。急ぐ仕事でもないし、じゅうぶん時間をかけて慎重にパーツの載せ替えをすべく気合十分で望んでいたのだが。
中身をのぞいてみても主要部品はコネクタ接続となっており、ハンダ作業も不要のようで、難易度は特に高くなさそうである。
予想よりはるかに良い状態なので、そのまま使用するかすべてのパーツを取り外して"PD131"に移植するかで悩むこと小一時間・・・

2018-02-21_DSC03678[1]
"PD/PDK131"の内部。図示した三ヶ所が特に劣化しやすく、代替パーツも存在しないため所有者を悩ませている。
"PDK131"の方は、外見も機能もまったく問題ないし「コンデンサ類は全数交換済み」となっていたため安心感倍増でもある。
さて。"PD131"と"PDK131"は、部材も各種パーツも完全に同一でありキット製品として販売されていたか否かだけの違い。
そして、愛機の最大の悩みのタネであった「不定期にターンテーブルの回転が不安定になる」のは、これまでのネットリサーチの結果、モーターそのものではなく、各種の制御回路がその原因だろうと勝手に断定していたのだが、しかしモーターが原因の可能性もやはりゼロではない。
熟考の結果、"PDK131"のシャーシとパーツをそのまま流用し、"PD131"のトッププレートとトーンアームのみを移設する事に決定。
自力で完全移設する自信がない事もないのだが、せっかく正常動作している個体である。万が一にも失敗があってはならないのだ。
・・・などとカッコつけているが、現物を前にやはり気後れしてしまっただけなのでした。何しろ一生もののお宝ですからね。(;`ー´)

2018-02-21_DSC03717.jpg
そうなると、難物となるがこの芸術品のようなトーンアームと、それを固定しているアームベース(円形の方)。アームペースがアンダーシャーシと一体化しているため、トーンアームをいったん取り外さないとトッププレートの載せ替えが出来ないのである。
この製品は、手軽にアーム交換が可能なようにアームベースは小さなピンを押してベースを少し回転させるだけで取り外す事が出来る・・・はずなのだが、予想はしていたものの例によって経年劣化のためか固着していてびくともしない。( ;´・ω・`)

2018-02-21_DSC03683.jpg
何しろ、腫れ物に触るように大切に扱ってきた名機のトーンアーム様である。心のなかで冷や汗をかきつつ慎重に慎重にアームベースから取り外した後、作業用手袋を右手に装着し、エイヤッとアームベースを回転させ・・・三回目でようやく廻す事が出来た。(´д`)
固着状態さえ脱すれば後はどうって事はない。最後に小さなボタンを押してやるとウソのようにカンタンに外れてくれた。( ´ー`)

2018-02-21_DSC03684.jpg
"SME3009/S2 imp"の舞台裏。写真では良く目にしていたが自分で体験するのは初めてである。右手にみえる黒いコードはアース用なのだが、これを接続する部分がどうしても分からず、これだけで30分は浪費する事になってしまった。
もちろん、分かってみればカンタンなのだが、それにしても機能美の極致のような姿のトーンアームだというのに、その裏側は実にいい加減な造りである事にあらためて感心した。(;`ー´)

2018-02-21_DSC03685.jpg
ヤワな構造に苦しめられつつようやくカバーを装着したと思ったら、逆向きだった・・・( ≧Д≦)

2018-02-21_DSC03686.jpg
間違い記念にもう一枚。このコネクタ部分がアームウエイト側にならねばならないのだ。
その他、細々とした苦労はあったが、無事にシャーシの載せ替えが完了。音出しテストも問題なし。
もうこの作業をする事はおそらくないとは思う中で最大の収穫は、お宝トーンアームを平気でいじれるようになった事。(´∀`)

2018-02-21_DSC03690.jpg
今度こそ完成品となった"PD131+SME3009/S2 improved"。

2018-02-21_DSC03695.jpg
美しいターンテーブルにうっとり・・・でもないが、腐食が目に入るというストレスは完全に解消した。

2018-02-21_DSC03712.jpg
"PD131/PD121"の持病である、ストロボライトの不点灯。今回はLEDに交換されているのでもう心配無用のはず。
これまで見えなかった腹いせもあり、つまらんギミックと思っていたが、やはりちゃんと機能するととても気分が良いものではある。
ここまで来れば最後の課題はトーンアームの分解メンテナンスだけとなったが、それはずっと後の楽しみにとっておくつもり。

珍しく冬季オリンピック観戦にはまっていた事もあり、更新のモチベーションが沸かなかったが、またぼちぼち書いて行きます。
長続きする日記の秘訣は「ムリしない事」ですからね。( ´ー`)

SHURE V15 TypeⅣ再び復活 !! の衝撃的理由

2018-02-03_DSC03604.jpg
本日届いたレコード針。タイトルとともに「これ、見た事あるな・・・」と気付いた人はかなりの記憶力の持ち主と思う。( ´ー`)
2014年2月23日。ちょうど約 4年前の記事ネタだったのだが、もう 4年間も経っていたなんて自分でも信じられないほど記憶に新しい。
あれから若干値上がりして 安いショップでも 11,800円になっているのだが、これで高性能カートリッジが新品同様の品質に蘇ってくれるのだから、格安である。メーカーの「JICO」さん、毎度ありがとう。( ゚∀゚)

実は最近LPレコードを聴くのがおっくうになって来ていた。理由は、もちろん飽きたのではなく再生音に不満があったから。
いつの頃からか、時々音が歪むようになっていた。平たくいうと「音が割れる」症状。レコードによっては、大きな音の部分で音楽にまとわりつくようにビビリ音が発生するため、盛り上がってきたところで白ける事になる。
こんな時には針の状態を疑うのがイチバンなのだが、針を新品に交換してからそれほど経っていないとの思い込みで、疑いの目はもっぱら、トーアームの"SME 3009S2 improved"に向けていたのだった。しかし何度調整し直しても事態が改善せず、「やっぱりこのアームの使いこなしは難しいのかも・・・」とすっかり意気消沈していた。( ;´・ω・`)

2018-02-03_dsc03608t.jpg
そして、長い間気になっていたお宝レコードをつい先日手に入れたのを機に、何とか解決しなければと改めて真剣に考え直してみて思い出したのだった。「4年前の記事でも同じ事を書いてたぞ ! やっぱり犯人は針や !!」・・・(;`ー´)

2018-02-03_dsc03608t.jpg
目視では針先の状態など判別不可能なので、ほぼ死蔵状態だったマクロレンズを引っ張り出してきた。
これは今回購入した"VN-45HE"。針先はもちろんキレイな三角形の形状である。

2018-02-03_DSC03621.jpg
いそいそと交換してレコードに載せてみたら、みずみずしいサウンドが蘇り、これでまた気分良くレコードが聴けるようになった。( ゚∀゚)

2018-02-03_DSC03614t.jpg
さて、一応現用品のチェックと・・・超拡大して初めて分かった。こんなに汚かったのか・・・( ≧Д≦)

2018-02-03_dsc03614t2.jpg
針先の形状もいびつに劣化しているようにみえたが、念のためさらに拡大してみたら、何とこんな状態だった・・・(。゚ω゚)

2018-02-03_DSC03625.jpg
本当の原因はこれだったのか !! そういえば、ここ数年間は刷毛によるホコリ落としくらいしかしてなかった。
買い置きしてあったスタイラスクリーナーで、丁寧に針先をクリーニングすると・・・

2018-02-03_dsc03626t.jpg
全然すり減ってなかった !! (。゚ω゚) 新品のような正三角形ではないが少なくとも先端部は劣化していないように見える。

2018-02-03_dsc03628.jpg
ビビリ症状がひどくて聴く気がしなかった愛聴盤も正常に演奏してくれるようになった。新品との音質差異は分からない。( ´ー`)
ちなみに、今回購入した製品では先端部の"45HE"の文字がなくなっている。

まとめると、「基本的なメンテナンスを怠っていたための不具合」という間抜けな事実が判明した事になる。(;`ー´)
メーカーによると、針先寿命は 200時間程度と公表しているが、丸 3年間で間違いなくそれ以上に使用している。
環境にもよるだろうが、少なくとも自分の使用環境でははるかに長く持ちそうである。
当面ムダな出費にはなったが、これで当分の間針先の心配をする必要がなくなったのが最大の収穫。( ´ー`)

メーカーの"神対応"により、理想の学習リモコンが完全復活 (´∀`)

1ヶ月ほど前に「学習リモコンの修理」として、簡単メンテナンスが成功したという記事を書いたが、実はそれから 半月ほど経過した後は不定期に不調に陥ってしまっていて、その度に何度も同じ処置をしていた。
そのおかげで、リモコンの分解と復旧作業はかなり上手くなったのだが・・・( ;´・ω・`)
キッチンの中性洗剤を始めとして、少しずつ使用薬剤を変えてみたのだが、その時は改善しても数日後には再発という繰り返しとなった。
そして、ある日ついにまったくリモコンが機能しなくなってしまった。"RC-589M"が使えないとメチャメチャ困るのだ。( ≧Д≦)
自室では、テレビを見るという単純な行為であっても、「テレビ電源→アンプ電源→入力切替→レコーダー電源」という煩雑な操作が必要(電源オフでも同様)であり、これらをマクロ機能によってワンボタンで実行しているため。
いつもオーディオアンプとスピーカーで聴いていると、テレビ内蔵のスピーカーなんてとても聴けたものではないし。(;`ー´)

ブログや Youtube でも、リモコンメンテナンスの記事は結構存在するので、珍しくない故障ではあるようだ。
それらの情報を総合すると、現象は二点に集約される。ひとつは、特定のボタンが効かなくなる症状と、もうひとつはすべてのボタンが効かなくなるという症状。
前者の場合は小さくカットしたアルミ箔などをボタンの裏側に貼り付ける事、後者の場合はボタン裏側の洗浄と基板上の接点部分の洗浄が有効である事。そして、いずれの場合も対症療法でしかなく長期的な効果は望めないというのが結論。

2017-12-15_dsc03576.jpg
さてと。ずらりと並んだオンキヨー社製の学習リモコン"RC-589M"。一時はこの内の三個が全滅だった。
「これではまるでリモコンマニアではないか !?」というのは置いといて・・・(;`ー´)
実際に所有しているのは三個で、四個目はメーカーのサポート担当者から提供された代替品である。
とにかく自分としてはこの製品が理想の学習リモコンである。その理由は何度か書いているのでここでは繰り返さない。

2017-12-15_dsc03582.jpg
具体的な故障(不具合)はこれ。ボタンを押しても先端の赤色 LED が点灯した後は延々と点滅を繰り返して、他のボタンを押すまで点滅状態が続く事。こんな状態なので、対象とする機器が何の反応も起こさない。つまりこの間、リモコンとしてまともに機能しないのだ。任意のボタンを押すと先端部の LED が一瞬点灯して消灯するのが正常動作。
ネット等の情報でもこんなのは見かけた事がないし、ほとほと手を焼いていた。( ;´・ω・`)
予備に買っていた二個もまったく同じ症状なので万事休す。治らない持病があるならと、全部捨ててしまおうかとさえ考えたほど。
しかし、一個4,500円(送料込み)もする高価な製品でもある。ダメ元でもいいやとメーカーのサポートに相談して見たら、"神対応"だった。
何しろ、そもそもこの製品は正規の販売商品ではなくて、あるAVアンプ製品の"補修部品"。
しかも半年も前に購入して一度も使わずそのまま保管してあっただけだし、納品書も捨ててしまっていたのだ。
ところが、相手にされないだろうなと思っていたら、状況を一生懸命聞いてくれて、リモコン専門(?)のサポート担当者に申し送りしてもらう事が出来た。そして、その担当者 A氏も真剣に症状を確認した結果、先方ではどうしても症状が再現出来ず、何度もやり取りした結果、何と代替品を無償で送ってくれる事になった。(。゚ω゚)
そして、その翌日にはもう代替品のリモコンが到着したのだが、当然というかまったく正常に動作した。
その事を担当者に報告して謝意を述べ、更に代替品を一個送ってもらって手持ちの二個を返送する事になった。
しかも、この間の送料はすべてメーカー負担にしてくれた。これで一件落着なるところなのだが、どうしても症状に対する疑問が消えず、ひとつだけ試していない点を思いついて、ダメ元で試してみたら見事原因が判明したのだった。

2017-12-16_dsc03585.jpg
何と、原因はパナソニックのアルカリ乾電池"LR6XJ"だった。
これ以外の種々のメーカーの乾電池やエネループ等、どれを使っても何事もなく正常に機能する事が確認出来た。
とはいえ、この製品は電気店やホームセンター等で普通に売られているロングセラーの高性能なブランド品である。その品質に問題などあろうはずがなく、自分でも種々のリモコンや電化製品に常用していて不具合が起きた事など一度もないのだ。
そもそも、市販の乾電池は厳密に規格が定められているし、電圧や電流値等に、不具合の原因となるような不安定な要素など出るはずもない。しかも、問題の"LR6XJ"は電池に経営資源を集中している天下の一流メーカー製品である。
しかし、"RC-589M"にこの"LR6XJ"を装填した場合のみ異常動作するのだった。正常だったサポートからの代替品でも、この電池を入れた場合のみ確実に不具合を発生するのである。もう"相性"というしかない不思議な現象だが再現率100%なので間違いない。( ´・ω・`)
特殊な製品での稀な現象なので誰の役にも立たないかもしれないが、リモコン不調についてこんレポートを見た事がないし、メンテナンスしても治らず原因不明とあきらめる前に異なるメーカーの電池交換を試してみる価値はあるかもしれません。( ´ー`)

2017-12-16_dsc03597.jpg
オンキヨー製の"RC-589M"。これがどれほど優れた学習リモコンであるかは何度も書いているが再度まとめておこう。

1.片手で操作出来る、ボタンの大きさや配置にムリのない程良いサイズで持ちやすい形状 ※少し重いけど(;`ー´)
2.機能に応じた個々のボタンのサイズと、適切にグループ分けされたメリハリのある形状
3.全ボタンの自照機能
4.連続動作可能なマクロ機能
5.特等席に配置されたジョイスティック(カーソルキー機能)と再生・一時停止等を中心とした特殊操作制御系ボタン
6.すべてのボタンが立体的形状で手探り操作が可能
7.これ以上あっても使いこなせないかもと感じるほどに充分なボタン数

残念ながらおそらくこんな製品は二度と発売されないだろうが、今や三個も手元にあるので心配ないと思う・・・( ´・ω・`)

素晴らしい誠意あふれる対応をしてくれたオンキヨーのサポート担当者にあらためてお礼申し上げます。( ´ー`)

家具の断捨離

長年悩みに悩んでどうしても処分出来なかった家具を、ついに古道具店にタダ同然で引き取ってもらった。

2017-09-30_DSC02888.jpg
「団塊の世代」以前の人なら一度は見かけた事があるかもしれない「カリモク」製のテーブル。
シンプルな造りだが、あきれる程に頑丈で、踏み台にしてもびくともしないし、たまにガタが来たとしても組み付けボルトを増し締めしてやるだけで、元通りのしっかりしたテーブルに戻ってしまうスグレモノ。半世紀も経つのに"メラニン化粧板"の天版もほぼ無傷。
ものごころ付いた頃から実家にあったため、愛着があり独立してからも引き取って使い続けて来たのだが・・・

2017-09-30_DSC02891.jpg
この高さがネックで、イスやソファの生活にまったく合わず、使いにくい事この上ないのだが我慢して使い続けて来た。
劣化したり、使わなくなったモノを捨てるのは割りと平気な性格なのだが、これだけはどうしても捨てられなかった。
亡き両親から引き継いだ唯一の家具であるので、さすがにその勇気が出なかっのだった。( ´ー`)
しかし、その種の感傷にこだわっていては"断捨離"など進むはずがないのだ。

2017-09-30_DSC02892.jpg
そして、ついにある日ひょんな事から「ニトリ」の店内をぶらついていてこんなのを見つけてしまった。

2017-09-30_DSC02897.jpg
ちょっと小ぶりなサイズだが、テーブルの高さも配置も自由自在。お値段も 8,000円程度とリーズナブル。
「これや ! こんなのが欲しかったんや !!」( ゚∀゚)

2017-09-30_DSC02900.jpg
しかも、天板が分割式になっていて片方が固定でもう片方は角度も自在。
しばらく迷った末に入手し、手放せないアイテムとなった。そしてカリモクテーブルはあえなく引退の運命となったのだった。

2017-09-30_DSC02904.jpg
調べてみたら、この種の"サイドテーブル"は各種の類似製品があるが自分としてはこれがイチバン。
いや、待てよ。良く考えるとテーブルが入れ替わっただけなので"断捨離"にはなってないがな !? ・・・ま、いいか。( ´ー`)

「カリモク」さん、今までありがとう。新しい持ち主が大事にしてくれる事を祈る・・・

| NEXT≫